IT業界って一括りに言っても非常に広いです。

かくいうウェブデザインもIT業の中の一つの業種になります。

IT枠とデザイン枠のちょうど重なったところですか。

だからこそステップアップしていった時に多くの選択肢が出てくるので大きな視野を持つことができる人は成功していくことができる。

その反面ウェブデザインで初歩的な事のみで案件を回してばかりいると単価の壁にぶつかってそれがウェブデザイナーの限界だと思って「ウェブデザイナーは稼げない」になってしまう駆け出しデザイナーも多くいます。

さらに、中途半端にITの方に身を寄せていくと痛い目を見ることも度々。

今後上がると根拠なく断言する仮想通貨に手を出して資産損失。

絶対に稼げるというFX自動売買ツールに手を出して放置して資産損失。

ウェブデザインでは稼げないからビジネスを学ぶべきだとクロージングされて7桁単位のローン組んで資産損失。

ウェブデザインを勉強する王道パターンは

・Adobe系ツールの習得(Illustrator、Photoshop、Xd)→単価の壁にぶつかる

・HTML,CSSの習得(VScode、Dreamweaver)→制作イメージがわかない

・LP,ウェブサイト制作の受注フローを学ぶ →コーディング案件の受注フローを知る

・CMS(ワードプレス、STUDIO)をまず自分でサーバー契約して導入してひとつサイトを作る

・案件を回すキャパの壁にぶつかる

・ウェブディレクション業務を学んで案件を多数に振り回せる様にする

・時間とキャパの限界にまたぶつかって時間=収入ではないIT分野や投資分野の情報収集

ウェブデザイナーが成り上がるイメージの一つのフローはこんな感じではないでしょうか。

今の日本は稼げば稼いだ分、損する気質のある状態なので国を出ようと考え始めたり個人事業でやっている以上は700万くらいの利益で妥協し始めるかといったところですか。

納税額がステイタスなんて考えるのは一般企業で飼い慣らされたレールの上を歩いている人間だけでしょ。

・・・話がそれて愚痴っぽくなってきましたが、ウェブデザイナーから始まる飛躍図って間違えるととんでもない不毛感に陥ったり、大きな損失につながるから慎重に王道ルートを進んでいって欲しいと思います。